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3回目接種促進 各地で
若者世代への働き掛け重要
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は14日午前、東京都新宿区の党本部で行われた中央幹事会であいさつし、新型コロナウイルスの感染が各地で再拡大している状況に触れ、一層の感染防止策に取り組むとともに、「3回目のワクチン接種の徹底を各地で進めていきたい」と力説した。
山口代表は3回目接種について、3カ月後でも感染を防ぐ一定の有効性が残るとの調査結果に言及。感染で後遺症が残るケースがあることを指摘し、接種が思うように進んでいない若者世代への接種を促進する重要性を訴えた。
承認申請中のコロナ飲み薬に関しては、「現場で広く活用され、実用化されることが鍵の一つだ。コロナ克服が世界的な課題であり、取り組みを一層強化したい」と強調。途上国へのワクチン普及に向けては、政府が追加で5億ドルの拠出を表明したことから「新たな感染力の強いウイルスへの置き換わりにも注意し、対策をしっかりやっていきたい」と語った。