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2022年4月14日

コロナ「BA.2」 感染拡大の速度上がる

3回接種、高齢者対策が重要 
国立国際医療研究センター・国際感染症センター長 大曲貴夫氏に聞く

新型コロナウイルスのオミクロン株系統が従来の「BA.1」から、より感染力の強い「BA.2」へ置き換わりつつある。BA.2の特徴や必要な対策について、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長に聞いた。

国立国際医療研究センター・国際感染症センター長 大曲貴夫氏

――BA.2の特徴は。

BA.1と比べて、感染者から別の人にうつる時間は15%短く、1人の感染者が他人にうつす人数は26%多いと分析される。拡大のスピードが速くなることで感染経路がたどれなくなり、病院や高齢者施設などの感染対策が難しくなることを懸念している。

一方、重症化率や致死率、ワクチンの有効性に関しては、これまでの報告を見る限り大きな変化はないと考えられる。ただし、致死率は、高齢者の間で感染が広がれば結局は上がってしまうので、慎重に見る必要がある。

――どうすれば感染の急拡大を防げるか。

ワクチンの3回目接種の推進が重要だ。接種率が低い若者に対しては、大学や職場に会場を設けるなど、何かのついでに接種できる環境を整えることが必要ではないか。

3回目接種で感染の大波を抑え込められれば、病院の入院・外来の停止や学校の休校など、今年2月に経験したような社会機能の低下を防ぐことにもつながる。

――感染対策で公明党に要望は。

高齢者への対策強化をお願いしたい。軽症でも急に容体が変化して亡くなることがあり、感染者が増え続けると医療・介護現場が回らなくなる。

特に介護施設の感染対策支援を手厚くしてもらいたい。介護士に感染対策の知識や技術を習得してもらう機会をつくるのと併せて、技能に応じて賃金を引き上げるといった施策が考えられる。

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