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コラム「北斗七星」
地元の公明党総支部で先週から、議員や党員、支持者が一体となって、独自の政策アンケートを始めた。市議会公明党が推進する政策を4分野に分け、特に実現してほしい項目を聞く内容◆訪問先では「早急に学校のオンライン授業を行ってほしい」「有料ごみ袋を安くして」――と会話も弾んだ。また公明ハンドブック2022も活用し、党の実績を語れて、よい機会となった◆公明党はこの1月から2月にかけて、全国共通のアンケート運動を展開し、15万7135件の回答を集めた。このうち高齢者支援では、困りごとや心配ごとを聞き、「自分や家族が認知症になったとき」(64%)、「年金が少ない」(52%)、「医療費の負担」(39%)――など高齢者が抱く不安の実態が浮き彫りになった◆公明党の「調査なくして発言なし」の信条は結党以来変わらない。麗澤大学の川上和久教授は「調査活動は、埋もれがちな社会的課題を地道に掘り起こし、一つ一つ改革していく大きな力」(同ハンドブック2022)と公明党の存在感を強調する◆今夏の参院選の意義は、コロナ禍からの日本再生とウクライナ危機に対応するため、安定した政権運営の基盤を強化すること。また、その施策実現に現場目線は不可欠。公明党は寄せられる地域の声を政策立案に反映し、国民の暮らしを守り抜く。(和)