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公明が難局打開の力に
国民生活守り抜く具体策実行
時局講演会で山口代表
公明党の山口那津男代表は20日午後、香川県高松市の会場と四国各所をオンラインで結んだ党の時局講演会に出席し、夏の参院選について「日本の政治、生活に重要な影響を与える決戦であり、断じて負けられない。小さな声を聴き、それを届かせる政治を実行していくことが日本の苦難を切り開く公明党の大事な役割だ」と力説した。
山口代表は、ロシアによるウクライナ侵略などによって輸入物価が高騰する事態を踏まえ、公明党として国民生活を総点検する方針に言及。「国民生活を守り抜くための具体的な施策を実行していかなければならない。そのためには、総点検運動を展開して、国民の苦しみを聴く公明党がなくてはならない」と訴えた。
新型コロナウイルスへの対応では、公明党がワクチン接種の加速と治療薬の活用を一貫してリードしてきた経緯を紹介。ワクチン接種の加速に向けては「国が号令をかけるだけでは進まない。公明党がネットワークの力を発揮し、現場の市区町村の議員と都道府県の議員、国会議員が連携して、接種会場や打ち手を確保する役割を果たしてきた」と強調した。
子育て・教育支援について山口代表は、不妊治療支援や出産育児一時金などの施策を拡充したほか、幼児教育無償化に道を開いてきたと力説。「1999年に公明党が連立政権に参加して以来、どれほど支援の厚みができたか。これを進めてきたのが公明党だ」と訴えた。