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安定政権で難局乗り切る
参院選勝利へ 青森で政経セミナー
石井幹事長、よこやま氏
党青森県本部の政経セミナーであいさつする石井幹事長(左)とよこやま氏=19日 青森市
公明党の石井啓一幹事長は19日、党青森県本部(代表=伊吹信一県議)が青森市で開いた政経セミナーであいさつし、長期化するコロナ禍やウクライナ危機を踏まえ「今夏の参院選で自公が過半数をしっかり確保し、政権基盤をがっちり固めなければ、今の難局を乗り越えることはできない」と訴えた。よこやま信一参院議員(参院選予定候補=比例区)や、地元首長ら多数の来賓が出席した。
石井幹事長は、ロシアのウクライナ侵略に伴う原油価格の高騰や物価上昇で国民生活に影響が広がっていることから、党内に「国民生活総点検・緊急対策本部」を設置したと報告。各地で公明議員が生活現場や事業活動の実情を受け止め、対応策を検討するとして「2022年度予算が成立し次第、追加経済対策を政府に求めていく。足元の原油・物価高をはじめ、企業、国民生活を守るための対策を提案したい」と力説した。
よこやま氏は災害発生時に海上で医療活動を行う「病院船」の議員立法制定をリードしたことを紹介。「海からのアプローチでより多くの命を救えると確信している」と力を込めた。