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2022年3月18日

公明、被災現場へ急行

宮城、福島で震度6強

16日午後11時36分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、宮城県登米市、福島県南相馬市などで震度6強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは57キロ、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定される。両県には津波注意報が出され、宮城県で最大30センチの津波を観測。東北新幹線では走行中の車両が脱線した。公明党は17日、国会議員と地方議員が被災現場に急行し、住民の安否確認や被害状況の調査に奔走した。また、党内に災害対策本部を設置し、政府に交通網などの早期復旧を求めた。

建物被害を調査する(右から)よこやま、若松の両参院議員と志賀、高橋の各議員=17日 福島・相馬市

公明党の、よこやま信一、若松謙維の両参院議員は17日、福島県相馬市を緊急視察。高橋利宗市議と志賀稔宗・南相馬市議が同行した。

同市では全域が断水し、約1600世帯で停電が発生している。一行は市内でも甚大な被害が発生した松川浦地区で建物被害を調査。倒壊した作業小屋やブロック塀、破損した道路の状況を見て回るとともに、後片付けに追われる住民から、困りごとを聴いた。

これに先立ち一行は、市役所内で立谷秀清市長から「断水や停電の復旧を急いでほしい」と要望を受けた。また、災害廃棄物の円滑な処理への支援も求められた。

視察を終えた、よこやま、若松の両氏は「一刻も早いライフラインの復旧に努めるとともに、必要な支援が講じられるよう全力を挙げる」と話した。

給水作業を見守る(右から)伊藤、遠藤、鎌田、嶋中の各議員=17日 仙台市青葉区

公明党の伊藤和博、遠藤伸幸の両宮城県議と嶋中貴志、鎌田城行の両仙台市議は、断水が続く仙台市青葉区折立地域を視察。市立折立小学校に開設された応急給水所で被災者から要望を聴き取った。

給水に訪れた石田明さん(86)は「トイレが流せず困っている」と話し、水道の早期復旧を求めた。

視察を終えた伊藤県議は「県と市の連携で現場のニーズに応える支援策を進めたい」と語った。

ホテルの被災状況を担当者から聞く今井県議(左)=17日 福島・郡山市

公明党福島県本部の今井久敏代表(県議)は同県郡山市で被害状況を調査。窓ガラスや壁面が損壊し、宿泊営業休止になったホテルハマツを訪れた。

秋葉啓一営業統括支配人は「昨年2月の福島県沖地震で長期休業を余儀なくされ、ようやく立ち直ったところを再び、大打撃を受けた」と説明。その上で「営業再開へ支援をお願いしたい」と述べた。

今井県代表は「公明党の国会議員とも連携し、事業継続を支えたい」と応じた。

早期復旧 対応迅速に
党対策本部が政府と協議

党対策本部で交通網の早期復旧など迅速な災害対応を訴える山口代表=17日 衆院第2議員会館

一方、党対策本部は17日午前に衆院第2議員会館で会合を開き、政府から被災状況などについて報告を受けた。

山口那津男代表は「可能な限り現地に赴いて現場の実情をつかみ、これからの対応方針について政府に提案していきたい」と強調。政府に対し、これまでの災害経験や教訓を最大限に生かしながら、早期復旧に向けて迅速かつ的確な対応をしていくよう要請した。出席議員からは、分断された交通網に対する代替輸送などの措置や、被災自治体への財政面と人材面の支援を求める声が上がった。

政府の説明によると、地震の影響で宮城県の石巻港では17日午前2時14分に30センチ、仙台港と福島県の相馬市では同日未明にそれぞれ20センチの津波が到達。その他の両県沿岸各地でも微弱な津波が観測された。気象庁は同日午前5時に津波注意報を解除した。

交通関係では、東北新幹線下り線の福島―白石蔵王間で「やまびこ223号」(乗客乗員78人)が脱線した。けが人はいなかった。

党対策本部の体制は次の通り。

▽総合本部長 石井啓一

▽本部長 大口善徳

▽本部長代理 若松謙維、横山信一、浜田昌良、庄子賢一

▽副本部長 伊吹信一、小林正信、鈴木広康、松田豊臣、菊池文昭、今井久敏、志田邦男、山口恒夫、高崎進

▽事務局長 塩田博昭

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