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児童虐待防ぐ法改正を
体罰禁止規定の新設要請
政府に対し斉藤幹事長
児童虐待防止への対応などについて協議した政府・与党協議会=26日 国会内
政府と自民、公明の与党両党は26日昼、国会内で協議会を開いた。席上、公明党の斉藤鉄夫幹事長は、児童虐待の根絶に向け、政府に対し法改正に万全を期すよう求めた。
斉藤幹事長は、政府が今国会に提出予定の児童福祉法と児童虐待防止法の改正案に触れ、千葉県野田市で小学4年生の女児が虐待を受けて亡くなった事件も踏まえ、児童虐待防止法に体罰禁止規定を新設するよう要請。これに対し、菅義偉官房長官は「児童虐待防止に向け与党と連携して、しっかり取り組む」と語った。
一方、政府・与党は2019年度予算案について、早期成立へ結束して取り組むことを確認。斉藤幹事長は、「国民生活を守るため、年度内成立は大切だ。そのためにも早期の衆院通過に全力を尽くす」と述べた。