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コラム「北斗七星」
届いたばかりの「公明ハンドブック2022」と「青年パンフ2022」を党の地区に仕分けるのを手伝った。昨年に比べると少し軽いが、まとまれば相当の重さがある。ご購入いただいた皆さま、配布にご尽力いただいた皆さまに深く感謝申し上げます◆さて、先週は東日本大震災から11年を経た被災地の“今”を伝えるため、本紙でも多くの紙面を割いた。12日付では写真を中心に、祈りに包まれた現地の姿を紹介することもできた◆北斗子の目を引いたのは「мир」の文字のともしびを写した1枚。ウクライナ語でムィルと発音し、“平和”を意味する単語であると取材中に知った。今なお続くロシアのウクライナ侵攻。理不尽な攻撃にさらされ、涙する人々の報道に接するたび、即時停戦、撤退を強く祈らずにはいられない◆山口那津男代表は、収束の見通せないコロナ禍と併せて「二つの危機に、どう立ち向かい、乗り越えるのか。各国の指導者、政治家には、その手腕が厳しく問われています」(全国県代表懇談会)と訴えた◆震災取材に携わった身としても海外の出来事と簡単に割り切ることはできない。今、何ができるのかを自問した時、疎遠になっている友の顔が浮かんだ。「そうだ、率直な対話から始めてみよう」と決意を新たにした瞬間だった。(歩)