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府境の交差点に信号機
公明のネットワークで実現
事故多発、改善へ議員が連携プレー
大阪・枚方市、京都・八幡市
大阪府枚方市にある「橋本駅南交差点」にこのほど、住民待望の信号機が新たに設置され、同市とともに隣接する京都府八幡市の住民からも喜びの声が広がっている。実現の背景には、府境をまたいで発揮された公明議員の連携プレーがあった。
住民待望の信号機が新設された交差点を視察する(右から)太田、大橋、丹生の各議員
現場は枚方、八幡両市の市道が交差点の手前でカーブしながら接続し、八幡市の市境からの距離はわずか数十メートル。これまで信号機がなく事故が多発していた上に、今後は京阪本線の橋本駅(八幡市)の駅前開発などの影響で利用者の増加も見込まれていた。
2018年、両市長が連名で信号機設置の判断が委ねられる大阪府側に対し、設置に向けた要望書を提出。さらなる進展への“一手”に住民も頭を悩ましていた中、公明党の太田克彦・八幡市議は、大橋章夫・大阪府議と丹生真人・枚方市議に協力を求め、大阪府警に早期実現を要請するとともに、20年6月には八幡市議会で信号機設置を求める意見書の全会一致での可決につなげたのだった。
今回、信号機の設置と合わせて横断歩道なども増設。現場を視察した丹生・枚方市議は「枚方市民からも改善を求める声が上がっていた」と話し、太田・八幡市議は八幡市も安全対策は行ってきたが「大阪府側の協力が何としても必要だった」と述懐。大橋・大阪府議は「府境の課題であっても連携し、要望が実現するよう動けるのが公明党の強みだ。今後も党のネットワークを生かしていく」と力を込めていた。