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留学生の入国 別枠で
公明、政府に制限緩和を要請
留学生に対する入国制限の緩和を政府に要請した党文科部会=25日 参院議員会館
公明党文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)は25日、参院議員会館で、3月から緩和される新型コロナウイルスの水際対策について政府から説明を受け、1日当たりの入国者上限を5000人に引き上げるのとは別に、外国人留学生の入国者枠を確保するよう要請した。
公明党側は、留学生の受け入れが一定期間欠落することに関して、国の損失にもつながりかねないと指摘し、留学生に対する制限緩和の必要性を強調した。
留学生が来日する際に使用する「在留資格認定証明書(COE)」については、有効期限の延長を要望。政府側は「対応を早急に判断したい」と応じた。
さらに、留学時期を見通せないために留学を断念することがないよう、COEの有効期限への対応を含め「留学の見通しを立てる際に必要な情報の周知を急ぐべきだ」と訴えた。