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「好事例として積極発信」
楽天の職域接種を視察
佐藤副大臣
楽天グループ本社の職域接種会場を視察する佐藤副大臣(右から2人目)ら=23日 東京・世田谷区
佐藤英道厚生労働副大臣(公明党)は23日、堀内詔子ワクチン担当相らと共に東京都世田谷区の楽天グループ本社を訪れ、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が行われている職域接種会場を視察した。
同社は、グループ会社の従業員とその家族に加え、世田谷区や横浜市、川崎市など近隣住民らを対象にした接種も順次、開始する。ワクチンはモデルナ社製を使用。医師がオンラインで予診を行える体制を整え、1日当たり最大5000回の接種を可能としている。
一行は、接種会場を見て回った後、楽天の三木谷浩史会長兼社長と意見交換。三木谷氏は「ノウハウを公開し、全国で接種が進むよう少しでも貢献できればと思っている」と話した。
視察後、佐藤副大臣は「好事例として積極的に発信させていただく」と述べ、3回目接種を政府一丸で推進する考えを示した。