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サポートの制度化必要
保護司らの支援団体と意見交換
大津市で山本(香)氏
新庄事務局長(右端)と意見を交わす山本(香)氏(右から3人目)ら=19日 大津市
公明党の山本香苗参院議員は19日、大津市内で、罪や非行を犯した人の更生をサポートする保護司らを支援している更生保護法人「滋賀県更生保護事業協会」の新庄博志事務局長と意見交換した。中村才次郎県議、高橋健二市議が同席した。
新庄事務局長は、県が保護司や更生保護女性会の全員を対象に昨年、実施したアンケート結果に触れ、「罪や非行を犯した人への保護観察が終わった後の社会復帰が心配という声が多かった」と指摘。保護司が保護観察後もサポートし続けられる体制の制度化や、各自治体・地域での息の長い支援の構築を求めた。
山本氏は「現場の声を踏まえながら、支援の制度化を進めていきたい」と語った。