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接種加速へ全国会議
ワクチン3回目の課題を議員ネットワークで解決
公明党の国会・地方議員のネットワーク力を生かし、全国で新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を加速――。党同ワクチン接種対策本部(本部長=石井啓一幹事長)は15日、東京都新宿区の党本部で、各都道府県本部設置の同接種対策本部などとオンラインでつなぎ、第3回全国会議を開催しました。
山口代表は、3回目接種について「2月中にも高齢者の接種がほぼ終わるかが一つの大きなカギになる。加速化の実現に向けて党のネットワークを生かし、子細に現場(の課題)を再点検してもらいたい」と強調。党を挙げて、接種加速を妨げる現場の課題を解決するように呼び掛けました。
昨年のワクチン接種加速に当たっては、「皆さんの声を頂戴しながら都道府県や国と力を合わせて課題を乗り越えていった」として、党地方議員や自治体、医療関係者の連携で「1日100万回接種」が実現した結果、秋に新規感染者数が減少したと述べました。
一方、山口代表は、今回の3回目接種で接種券の発送が遅れている自治体があるとして「加速化が進むように接種体制を整備してもらいたい。党のネットワークを最大限に発揮して、感染の早期収束を実現していきたい」と訴えました。
このほか、石井幹事長は、入院者や重症者の増加を踏まえ、重症化リスクが高い人への接種加速を強調しました。オンライン出席の地方議員は、接種券・予診票のデジタル化や、小児への接種に対する費用の加算などを求めました。