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2022年2月15日

参院選予定候補 現場を歩く

公明党は、国民の暮らしを守るため、現場第一主義に徹した声を聴く調査活動を展開している。13、14日も、党参院選予定候補が地域産業の活性化や心のケア、女性の就労など政策課題を探るため、各地で視察を行った。

地域産業を活性化
福岡・柳川市で、あきの氏

イ草製品の生産現場を視察する、あきの氏(左から2人目)ら=13日 福岡・柳川市

公明党の、あきの公造参院議員(参院選予定候補=福岡選挙区)は13日、福岡県柳川市を訪れ、畳の原料となるイ草の利活用促進に向け、生産現場を視察するとともに、地域産業の活性化などを巡り関係者と意見交換した。地元市議が同行した。

イ草製品などを販売している株式会社イケヒコ・コーポレーションの猪口耕成社長は、イ草の消臭効果や制菌機能を強調し、畳や敷物に加え、「靴の中のムレや臭いを防止するインソールにも適している」と説明。イ草産業のさらなる活性化に向けた支援を求めた。

イ草を使ったラグ(敷物)を生産する椛島一郎さんは、「高温多湿な環境にも適したイ草を発展させていきたい」と話した。

あきの氏は、制菌機能が高いイ草の特長を踏まえ、「県や市と連携し、人々の暮らしに欠かせないイ草の普及を進めていく」と語った。

心のサポーター養成を
川崎市で三浦氏

心のサポーターの養成を巡って意見交換する三浦氏(右)=14日 川崎市

公明党の三浦のぶひろ参院議員(参院選予定候補=神奈川選挙区)は14日、川崎市を訪れ、うつ病などの精神疾患や心の不調に悩む人を支える「心のサポーター(ここサポ)」の養成を巡って、神奈川県が実施する養成研修で講師を務める田園調布学園大学の鈴木剛准教授と意見交換した。

厚生労働省では、2033年度末までに100万人の養成をめざしており、21年度から複数の自治体が住民らを対象にした研修を試験的に実施。24年度から全国で本格化させる方針だ。

鈴木准教授は、本格実施に向け、参加者の裾野を広げる取り組みや、講師を担う人材を増やす重要性を指摘した。三浦氏は「多くの人が受講できる環境整備を後押ししていく」と述べた。

女性の就労 支える
東京・多摩市で竹谷氏

女性の就労支援などについて説明を受ける(前列左から)竹谷、古屋氏ら=14日 東京・多摩市

公明党の竹谷とし子女性局長(参院議員、参院選予定候補=東京選挙区)は14日、東京都多摩市で女性の就労支援などを行う株式会社「キャリア・マム」を訪れ、デジタル分野における女性の就労促進などを巡って関係者らと意見交換した。竹谷氏のほか、古屋範子女性委員長(副代表)、地元市議が出席した。

一行は堤香苗代表取締役らから、同社が行う女性の在宅ワーカーの活躍推進や再就業支援などについて説明を聴取。その後、同社が運営する保育室併設のコワーキング施設(共同利用オフィス)を見て回った。

竹谷氏らは「女性や多様な世代が働きやすい環境をつくる取り組みを後押ししていきたい」と述べた。

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