政府と与野党による連絡協議会に臨む伊藤（渉）氏（右端）＝10日　国会内

政府と与野党は10日、国会内で、新型コロナウイルス感染症への対応を話し合う連絡協議会を開き、公明党から同感染症対策本部の伊藤渉事務局長（衆院議員）が出席した。

伊藤氏は、オミクロン株による感染者の急増を受けて医療機関の発熱外来が逼迫しているとして、医療提供体制の拡充を強調。具体的には、医療従事者が濃厚接触者になった場合に、毎日の検査で陰性が確認されれば勤務できるとする対応について、対象者を広げるべきだと提起した。

また協議では、与党側からオミクロン株の特性について国民への丁寧な情報発信が必要だと主張。

政府側は、ワクチン3回目接種の1日100万回達成に向け尽力する意向を示した。