ニュース
北方領土の解決早く
世論啓発、援護に全力
よこやま氏、全国大会に出席
公明党北方領土問題特別委員会の、よこやま信一事務局長(参院議員)は7日、都内で開かれた北方領土返還要求全国大会(政府など主催)に、各政党の代表者らと共に出席した。
大会に際し、各政党が文書で発表した決意で公明党は、元島民の高齢化が進む中、「北方領土問題は次世代に先送りすることなく、一日も早く解決しなければならない」と強調。その上で問題解決できるよう「国民世論のさらなる啓発、関係者の援護などに全力で取り組む」と訴えた。
また、コロナ禍で実施が見送られている北方四島交流事業について、「早期再開の実現のため全身全霊を注ぐ」と力説した。
大会であいさつした岸田文雄首相は、過去のロシアとの合意を踏まえ、「領土問題を解決して平和条約を締結するとの方針の下、粘り強く交渉を進める」と決意を表明し、「元島民の方々の思いをしっかりと胸に刻み、取り組みを進めていく」と述べた。