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2022年2月2日

コラム「北斗七星」

世界中で愛されている日本のアニメは、今や一つの産業ともいえる。高知県では、このアニメ産業を地域活性化に結びつけようと、「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」が始動した◆地元の金融機関が提案した官民連携の取り組みで、クリエーターの発掘・育成や制作環境の整備、イベント開催など多彩な事業を展開。今年中にウェブ交流拠点「アニメ会議所」を開設し、未発掘の若手の作品を募集・表彰する「アニメクリエイターアワード」の開催などが計画されている◆コロナ禍の影響もあってか、アニメ産業は東京一極集中から地方分散にシフトしているという。同プロジェクトの発表会に出席した集英社の広野真一社長は、「クリエーターは高知の自然や人から刺激を受けるだろう。クリエーティブな仕事にもいい方向に作用するのでは」と◆その言葉を裏付けるように昨年は、高知県を舞台にした細田守監督の『竜とそばかすの姫』が大ヒット。スクリーンに映し出された沈下橋の美しい風景で“聖地”となった越知町では、全国から訪れるファンのために無料シャトルバスも用意された◆多数の漫画家を輩出し、「まんが甲子園」も開催される高知県。“まんが王国”から“アニメ王国”へ、新たな産業創出による元気な地方のモデルとなるよう期待したい。(祐)

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