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交互接種、有効性発信を
3回目加速へ政府の対応促す
中央幹事会で山口代表
中央幹事会であいさつする山口代表=27日 党本部
公明党の山口那津男代表は27日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、1、2回目と3回目で異なる種類のワクチンを打つ交互接種も有効であることから、「ワクチンの種類を問わず、3回目接種が進むよう政府として国民に知らせていく必要がある」と指摘した。
その上で、自衛隊の大規模接種センターの運営が近く再開することなどに触れ、党の取り組みとして「自治体の大規模接種の取り組みも併せ、接種が加速するよう進めたい」と力説した。
一方、北朝鮮が27日、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体を発射したことには「国連安保理決議に違反する事態であり、これを繰り返すことは極めて遺憾だ」と非難した上で、「政府は地域の平和と安定を実現するための対話にも取り組んでほしい」と述べた。