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研究者育成の促進を
経済安保法制巡り議論
党対策本部
経済安全保障を巡る有識者会議の提言骨子を議論した党対策本部=20日 衆院第2議員会館
公明党経済安全保障対策本部(本部長=赤羽一嘉幹事長代行)は20日、衆院第2議員会館で会合を開き、政府が今国会で提出をめざす経済安全保障関連法案を巡り、19日に示された有識者会議の提言骨子と法案の方向性について、内閣官房などから説明を受け、議論した。石井啓一幹事長らが出席した。
提言骨子では、①サプライチェーン(供給網)の強靱化②基幹インフラの安全性・信頼性の確保③官民技術協力④特許出願の非公開化――について、基本的な考え方と対象の枠組みなどが示されている。
参加議員からは、官民協力による先端技術の研究開発を促すため、研究者育成に向けた仕組みの構築が必要などの意見が出た。