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遠山元議員を除名
公明党
公明党は、昨年12月に貸金業法違反の罪で在宅起訴された遠山清彦元衆院議員を除名処分にした。党規約に基づき、遠山氏が所属していた党神奈川県本部の県規律委員会が12日付で決定し、13日の中央幹事会で報告された。
同県規律委は、遠山氏について、党員の規律処分を規定する党規約90条1項の「党の名誉を傷つける行為をしたとき」に該当し、除名が相当と判断した。
中央幹事会後の記者会見で北側一雄中央幹事会会長は、処分理由について「党の名誉を傷つけた」と説明。その上で、「公明党の議員として、あるまじき行為と言わざるを得ない。公職の立場にあると、いろいろな人との付き合いがあるが、相談事があったときに、その対価、金銭を求めることは断じてあってはならず、秘書も含めて二度と起こしてはならない」と強調した。