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参院選に挑む党予定候補の横顔
今夏の参院選に公明党が擁立した予定候補のうち、西田まこと(埼玉選挙区)、三浦のぶひろ(神奈川選挙区)、竹谷とし子(東京選挙区)、竹内しんじ(比例区)の各氏のプロフィルを紹介します。
(年齢は掲載日現在)
西田まこと 現
埼玉選挙区=定数4
日本再生へ、確かな実力
小さな町工場を営む父の背中を見て育った。中小企業・小規模事業者の苦労を誰よりも知るからこそ、真面目に汗して働く人が報われる社会の構築に情熱を燃やす。
慶応義塾大学経済学部を卒業後、東洋経済新報社に入社。「週刊東洋経済」の副編集長などを務め、17年間の記者時代で徹底した現場主義を培った。参院議員の初当選から3期18年。ひたむきに、実直に、苦しむ人に寄り添う政治姿勢を貫き通す。
現在は党参院会長、同税制調査会長の要職を務め、連立政権のかじ取り役を担う。政府・自民党と粘り強く交渉し、消費税の軽減税率や「ひとり親控除」の導入を実現。企業の下請け取引の適正化や、コロナ禍の資金繰り支援も推進した。その確かな実現力に周囲の信頼は厚い。
「日本の再生へ」「愛する埼玉のため」との思いを胸に、現場をひた走る。
【略歴】党参院会長、同税制調査会長、同関東方面本部長、同埼玉県本部代表。慶応義塾大学経済学部卒。「週刊東洋経済」副編集長を経て参院議員3期。埼玉県所沢市在住。59歳。
三浦のぶひろ 現
神奈川選挙区=定数4
日本の未来を拓く、確かな力
行動力抜群の若きリーダー。党青年局長として全国各地で若者の声を聴き、子育て・教育費の負担軽減を実現。幼児教育・保育の無償化や給付型奨学金の拡充、携帯電話料金の引き下げなど、現場の声を次々と形にしてきた。
母子家庭で育った庶民の心を知る苦労人。徹して一人に寄り添い、コロナ禍での各種給付金の拡充や雇用支援、医療体制の充実に力を注いだ。ツイッターで寄せられた特別研究員の声を受け、若手研究者の支援も実現した。
博士(工学)の知見を生かし、科学技術の振興で日本経済の発展に総力。医工連携を促進し、がん対策にも意欲を燃やす。「防災・減災を政治の主流に」と固く誓う。2019年の台風15号、19号の際には真っ先に被災現場へ。南本牧はま道路や国道413号などインフラの復旧に尽力。「声なき声を政策に」と、確かな力で日本の未来を拓く。
【略歴】党青年局長、同外交部会長、同東海道方面本部幹事長、同神奈川県本部代表。千葉工業大学卒。東京工業大学で博士(工学)を取得。元防衛大学校准教授。参院議員1期。46歳。
竹谷とし子 現
東京選挙区=定数6
小さな声から未来をつくる
北海道東部の標津町出身。食品加工業を営む両親のもと、6人きょうだいの末っ子として育つ。生活を切り詰め東京に送り出してくれた両親への感謝は尽きない。大学時代は猛勉強の末に難関の公認会計士試験に現役合格した。
2010年の初当選以来、女性国会議員で唯一の公認会計士として活躍。“会計のプロ”として、税の見える化を推進。国債整理基金の利払い費を年間約700億円減らし、これまでで合計約6000億円のムダカットに貢献した。
まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」削減運動を展開し、法制定も主導。必要とする誰もが生理用品を手にできる「生理の公平」をめざし、無償提供の取り組みも進める。コロナ禍では中小企業を支援する「事業復活支援金」を実現。妊娠・出産・育児への切れ目ない支援、デジタル・グリーン化の推進、多摩川や荒川の治水対策に力を注ぐ。
【略歴】党女性局長、同離島振興対策本部長、同東京都本部副代表。元財務大臣政務官。参院法務、総務委員長など歴任。公認会計士、税理士、行政書士。創価大学経済学部卒。参院議員2期。52歳。
竹内しんじ 現
比例区
生活者へ“まっすぐ真剣”
大学1年生の時、父親が共同経営していた工事会社の債務保証で自宅を失った。厳しい経済状況に追い込まれたが「新聞記者になりたい」という“まっすぐ”な思いを胸に、アルバイトを掛け持ちしながら、学業に打ち込んだ。
卒業後は公明新聞記者として、地方政治や国政の現場を取材し、健筆を振るった。党幹部の海外訪問に随行し、要人との会談に同席するなど、公明党の「平和外交」における歴史の一幕に立ち会ったこともある。
30年の記者経験を生かし、2017年からは参院議員に。防災・減災対策の促進や、鉄道駅のホームドア設置などを推進するとともに、社会的孤立対策に全力を注いできた。コロナ禍で日々の生活にあえぐ人や、厳しい経営環境にある中小企業経営者の声をつぶさに聴き、生活者を守る政策実現に向けて“真剣”に挑むと固く決意する。
【略歴】党遊説局長、同国土交通副部会長、同文部科学部会長代理。公明新聞政治部長、報道本部長を歴任し、国会議員に。参院議員1期。早稲田大学政治経済学部卒。57歳。