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文通費改革へ協議体
日割り支給、使途公開で議論
自民、立憲が大筋で合意
自民党の高木毅国会対策委員長は6日、立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長と国会内で会談し、文書通信交通滞在費(文通費)の使途公開や未使用分の返還などについて、各党各会派による協議の枠組みを設けて結論を得たいと提案した。馬淵氏は全会派参加を条件に受け入れる考えを示した。自民党は他の会派にも協議に加わるよう要請する。
文通費を巡っては昨年12月、自民、公明両党の幹事長が、現行の「月割り」から「日割り」支給に変更することや、未使用分の返還、使途公開を含めた全体の改革に向けて協議の枠組みを野党に呼び掛けていく方針を確認していた。
昨年12月の臨時国会では、文通費の日割り支給で与野党が大筋合意をしていたものの、使途公開の義務付けを巡って、与野党が折り合わず、法改正が見送られていた。