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沖縄離島の発展に全力
コロナ禍、産業振興の課題調査
久米島で金城、くぼた氏
泡盛の製造・販売について意見を交わす金城(右)、くぼた(中)の両氏=4日 沖縄・久米島町
公明党の金城泰邦沖縄方面本部幹事長(衆院議員)は4日、沖縄県久米島(久米島町)を訪問し、新型コロナウイルスの影響と離島振興に関する課題を聴取した。党離島振興対策本部の、くぼた哲也事務局次長(参院選予定候補=比例区)らが同行した。
一行は、町役場で大田治雄町長と面会し、コロナ禍による観光客減の影響などを聴いた。大田町長は「人口減少の課題も深刻で、コロナ禍からの回復と産業振興が大事だ」と語った。この後、町職員の案内で、海洋深層水研究所や久米島漁業協同組合などを視察した。
これに先立ち、一行は米島酒造株式会社(田場俊之代表取締役社長)を訪問。田場社長は「昨秋から飲食店の営業再開によって、なんとか売り上げは回復傾向にある」と述べた。金城氏は「県内離島に共通する課題を確認できた。感染収束と産業発展を力強く推進する」と強調した。