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2021年12月25日

コロナ飲み薬 国内初承認

米メルク製、来週から使用開始 
公明提案で国費買い上げ 

後藤茂之厚生労働相は24日、米製薬大手メルクなどが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」を、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づき正式に薬事承認した。同日に厚労省が薬事・食品衛生審議会の専門部会を開き、承認を了承した。新型コロナの飲み薬としては国内初となる。

自宅で服用できる軽症者向け治療薬の普及で、患者や医療機関の負担軽減が期待される。同薬は、国内で市中感染が確認された変異株「オミクロン株」にも効果があるとされる。

迅速な確保へ国費での買い上げを求める公明党の訴えを受け、政府はメルクとの間で計160万回分の供給で合意。うち20万回分は、承認され次第、今週末に全国へ配送、来週から使用できるよう体制を整える。

モルヌピラビルは、ウイルスの増殖を防ぐ働きをする抗ウイルス薬。メルクと米バイオ医薬品企業リッジバック・バイオセラピューティクスが共同開発した。国内では3日に承認申請されていた。

メルクによると、重症化リスクのある軽症から中等症の患者を対象とした臨床試験(治験)では、発症5日以内に1日2回投与したところ、入院や死亡のリスクを約30%下げる効果があった。

飲み薬を巡り、政府は米ファイザーとも200万人分の供給で基本合意している。国内では塩野義製薬が開発を進めている。公明党は9月24日、政府に提言を提出し、一定量を国費で買い上げて迅速に確保するよう要請。当時の官房長官から「抜かりなくやりたい」との返答を引き出していた。

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