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授業にタブレット活用
19年度までに全小中学校で導入完了
静岡・沼津市
ICT機器を活用した授業を視察する(後列右から)片岡、おさだ、城内、小泉の各氏
静岡県沼津市は現在、各学校で授業用タブレットなどICT(情報通信技術)機器の導入を進めている。2016年度に導入を始め、19年度までに全校(小学校24校、中学校17校)で完了する予定。タブレットを使う授業は各クラス交代で実施。台数は、1人1台使えるように用意する。
ICT機器の活用を推進した公明党の、おさだ吉信、片岡しょういち(いずれも市議選予定候補)、城内務の各市議、小泉のりこ副支部長(市議選予定候補)は、昨年10月に導入した市立沼津高校・中等部(中高一貫校)で、ICT機器を活用した授業を視察。同校ではタブレットやプロジェクターなどを使い、数学の授業で立体図形を確認したり、英語の授業でネイティブの発音を聞くなど、活用している。高校1年の男子は「分からないことをすぐにタブレットで調べられるので助かります」と語った。
市議会公明党は予算要望を通じ、ICT機器を活用した教育環境の整備を主張していた。