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コラム「北斗七星」
地域の混声合唱団の練習に初めて行ったのは4年前。北斗子は、歌うことは好きだが楽譜は読めない。同じパートの人をまねて、ささやくように歌うだけだ。それでも、ある先輩が「さすがだなー」とほめてくれた。新入りを励ます温かさが心にしみた◆日本ほめる達人協会の西村貴好理事長は「ほめ」の“伝道師”。その話を聞いて「ほめ」を始めた人たちから「人のいいところを探そうとすると心が楽になった」「何よりも家庭が変わった。ほめることを知らずにいたらと思うとゾッとする」などの報告が届いているという◆何も見えない暗闇ではダイヤも石ころと同じ。明かりがついてダイヤと分かったとき価値が生じる。職場や家庭で明かりの役割をするのが「ほめ」――こう西村氏は述べる。確かに、同僚・家族に光を当ててほめることは、職場・家庭を明るくするだろう。感謝を伝えることも、ほめの重要な要素だという。以上は同氏の著書『結果を引き出す大人のほめ言葉』(同文舘出版)で知った◆何かしてもらったとき、当たり前と思わず、感謝しているだろうか。「当たり前」の反対語は「ありがとう」。これを言える人でいたい◆年末のあいさつでは「○○の件は助かりました」と事実を挙げて感謝しよう。それは「ほめ」になる。思いが伝わる。(直)









