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2021年12月1日

コラム「北斗七星」

首都圏などにも進出している北海道で人気の回転ずしチェーン店。店内には、「ウニの入荷はありません」の表示が。主に道東地方で取れる新鮮な魚介類を看板メニューとしているだけに、今年9月以降、太平洋沿岸部で問題となっている赤潮が原因とみられる漁業被害の影響を、もろに受けた格好◆赤潮の発生域は、根室、釧路、十勝、日高各地方の広範囲に及ぶ。ウニを中心に秋サケ、ツブ、タコなど数多くの魚種に深刻なダメージを与え、被害額はこれまでに80億円超。国内の赤潮被害としては過去最悪となり、今後さらに増える見通し◆中でも壊滅的な状況のウニは、生育期間が3、4年。たとえ今から種苗(稚ウニ)をまいても、長期にわたって収入は見込めない。「まして来年以降、赤潮が発生しないという保証はない」。漁業関係者の不安は募るばかり◆公明党は、国会議員と地方議員が連携し、こうした“現場の声”を丹念に聴取。先月15日には、農林水産相に緊急要望を行い、その後、閣議決定された本年度補正予算案には、原因究明のための調査費をはじめとする支援事業費15億円が盛り込まれた◆道東沿岸は、地域経済を支えるとともに、“全国の食卓”を彩り豊かに飾る一大漁場。“浜”の活気を取り戻すべく、漁業者救済に全力を挙げたい。(武)

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