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G20サミット成功へ
開催に伴う各種規制など 住民への情報提供強化も
大阪府議会公明党が府に要望
新井副知事(中央左)に要望書を手渡す公明党府議団=6日 大阪府庁
大阪府議会公明党議員団(みやけ史明団長、やえがし善幸幹事長)は6日、大阪市中央区の大阪府庁で松井一郎知事宛てに、今年6月28、29日に大阪で開催されるG20サミットに関する要望書を提出した。新井純副知事が対応した。
席上、やえがし幹事長は「大阪・関西万博決定後のG20だ。(大阪を)世界中に発信する千載一遇のチャンスを生かしてほしい」と要望。具体的には、(1)認知度が低い開催時期を周知する(2)警備に伴う各種規制について住民生活や事業者の経済活動に配慮する(3)伝統文化や「大阪産(おおさかもん)」の食文化など大阪の魅力を広く世界に発信する(4)機運醸成や国際理解の促進へジュニアサミットの開催などレガシー(遺産)創出に取り組む――の4点を要請した。
これに対し、新井副知事は「内容を十分検討し、今後の取り組みに生かしたい」と答えた。