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若者の“働く”を応援する公明党
全国にジョブカフェ110カ所、サポステ175カ所
ネットワークの力で推進
「ヤング・ジョブ・あいち」を視察する安江(中)、里見(左)の両氏=1月10日 名古屋市
一平 来月は、2020年春に卒業予定の大学生の採用に向けた会社説明会が解禁となり、就職活動が本格的にスタートするね。
京子 そうね。そうした大学生だけでなく若者にとって就職は一生の問題。これからの生活や人生に大きな影響を与えるわ。
一平 若者の味方・公明党は、就労支援にどのように取り組んでいますか。
支局長 公明党は、現場の声を聞きながら、若者の雇用対策に全力を挙げています。先月も、党青年委員会の安江のぶお青年局次長(参院選予定候補=愛知選挙区)が、若者の雇用状況を探るため、ジョブカフェ「ヤング・ジョブ・あいち」(名古屋市)を視察。里見隆治参院議員も同行しました。
京子 視察を通じて、安江氏らは「若者雇用を全力で応援するとともに、働き方改革を進めたい」と決意していたわ。
一平 現場を大切にする公明党らしい取り組みですね。これまでに公明党が推進してきた支援策を教えてほしい。
京子 若者が自分に合った仕事を見つけるため、さまざまなサービスをワンストップ(1カ所)で受けられる「ジョブカフェ」の設置があるわ。コーヒーやお茶を飲みに来るような気軽な感覚で訪れてほしいとの思いから、そう名付けられたの。
支局長 公明党の強力な推進で、04年度から設置が始まりました。国や地方の公明議員の取り組みにより、全国110カ所(18年度)に広がり、ジョブカフェの就職者数も、累計140万人(17年度)を数えています。
一平 公明党のネットワークの力で、対策が充実しているんですね。
京子 そうよ。ひきこもりやニートを支援する「地域若者サポートステーション」(サポステ)の設置も進んでいるわ。
支局長 サポステは、06年度に公明党の推進で創設された支援機関です。厚生労働省が委託したNPO法人などが運営し、相談や就業体験などの各種支援を行います。
一平 全国にどのくらい設置されているの?
京子 50カ所(08年度)から、10年間で175カ所(18年度)まで増設されたわ。サポステを通じて進路が決定した人も、累計で12万人を超えているの。
一平 若者の就労支援で、着実に成果が表れている。支援を受けるための手続きが煩雑だという声もあるみたいですけど。
手続き簡素化、利用しやすく
支局長 例えば、サポステを利用しやすくするため、公明党の推進で、厚労省は今年度から利用登録の手続きを簡素化しました。15年度に導入された「仮登録」の仕組みを省略し、来所者に特段の問題がなければ、その場で登録して支援を迅速に始められるようにしています。
一平 きめ細かな支援が充実しているね。ほかには?
京子 子育て中の母親らの就職を支援するマザーズハローワークや、マザーズコーナーも全国各地に設置されているわ。
一平 若者を使い捨てるブラック企業対策は、どうなっていますか?
支局長 公明党の取り組みで実現した「若者雇用促進法」(15年)に基づき、賃金不払い残業など労働関係の法令違反を繰り返す企業の新卒求人を受理しなくなるなどの対策が強化されました。
京子 昨年は、残業時間に上限を設け、有給休暇の取得促進を進めるなど、多用で柔軟な働き方を可能にする「働き方改革関連法」も成立したわ。
一平 若者が働きやすい環境に向け、さまざまな対策が進められているのですね。
支局長 そうです。ジョブカフェやマザーズハローワーク、マザーズコーナーの設置は、党青年委が、党員、支持者の署名など現場の声を生かして実現したものです。さらに党青年委は、全国各地で若者との懇談会を通じて、寄せられた声を基に対策をまとめ、国会質問や政府への提言を重ねてきました。
一平 今年は、12年に1度の統一地方選、参院選という二大政治決戦を迎える。連続勝利に向けて、若者の味方・公明党を全力で応援していくよ。