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歳費2割削減延長へ
コロナ禍踏まえ公明が提案
与野党が合意
与野党は26日、衆院議院運営委員会理事会で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公明党が主張し、今年10月末まで実施した国会議員の歳費2割削減について、継続するための歳費法改正を次期臨時国会で行うことで合意した。削減期間は今後、協議する。
歳費2割削減が実現すれば、月額129万4000円の国会議員歳費から25万8800円が減額される。
歳費2割削減を巡っては公明党が昨年4月、「国民の皆さまが希望と安心を持てる時まで国会議員が共感の姿勢を示す意味で、衆参両院の国会議員歳費2割カットを」と提案。今月4日の中央幹事会では、コロナ禍が続いていることから、歳費2割削減を継続していく方針を確認し、他党にも実施を働き掛けていた。