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原油高騰対策 早期に
生産農家から実情聴く
熊本市で下野政務官ら
原油高の影響などについて農家から話を聴く下野氏(左から2人目)ら=22日 熊本市
下野六太農林水産大臣政務官(公明党)は22日、熊本市を訪れ、原油価格の高騰による影響などについて農業関係者から話を聴いた。党熊本県本部の地元市議らが同行した。
ナス農家で市認定農業者協議会相談役の正木津吉さんは、「農業用ハウスの暖房機の燃料費が高くなっている。これから冬を迎えるので負担増が心配」と顔を曇らせた。また、ミニトマト農家でJA熊本市理事の永井豊さんは、「生産用資材や肥料なども値上がりしており、これからどうなるか」と不安を口にした。
下野氏は「原油高の影響による負担増や、生産設備の改修など現場の課題を改めて認識した。必要な支援の早期実施に向け全力で取り組んでいく」と語った。