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2021年11月23日

新型コロナ そこが知りたい!“第6波”対策㊦

治療薬の確保 
飲み薬 年度内に60万回分 
外来・往診での投与体制も構築

新型コロナウイルスの感染“第6波”対策で政府は、飲み薬を「切り札」と位置付け、年内の実用化をめざすとともに、必要量を確保するとしています。飲み薬があれば、患者が手軽に自宅で服用でき、医療現場の負担も減ります。

飲み薬について政府は、迅速な確保を求める公明党の提言を受け、薬事承認されれば▽年内に約20万回分▽年度内に約40万回分――の計60万回分を確保し、医療現場に供給します。さらに、中期的な感染拡大にも対応できるよう、追加で約100万回分を確保します。また、国産の飲み薬を含む治療薬の開発費用として、1薬剤当たり最大約20億円を支援。重症化リスクのある軽症から中等症の患者が確実に治療を受けられるようにするため、複数の治療薬の確保に向けた企業との交渉も進めます。

一方、軽症・中等症患者らへの抗体カクテル療法に用いる中和抗体薬は、感染力が今夏の第5波の3倍になった場合に必要となる量を考慮し、来年初頭までに約50万回分を確保します。

今後の中和抗体薬や飲み薬の提供を巡っては、入院に加えて外来・往診でも投与できる体制を全国で構築します。さらに飲み薬では、患者が薬局に行かなくても手に入るようにするため、かかりつけ医と地域の薬局が連携した環境づくりを支援します。

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