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2019年1月26日

コラム「北斗七星」

東大病院の准教授で、がんの放射線治療を行っている中川恵一氏が、昨秋に出した著書の中で「私はがんで死にたい」と宣言している(『がんの時代』海竜社)。中川氏は心臓発作のような“突然死”で死ぬのはゴメンだとし、がんとうまく付き合いながら、やり残したことも片付け、自分らしく人生を締めくくるのが理想だという◆その本の出版直後、中川氏はなんと、ぼうこうがんにかかってしまった。「正直、まさか自分が罹患するとは」(1月9日付日経新聞)と、当惑した思いを率直に綴っている◆幸い、早期発見だったので、内視鏡手術でがんを取り除き、数日の入院で済んだそうだが、自身の体験から「日本人はもっと自分の体を大切にすべき」と述べている◆がんは男性なら3人に2人、女性でも2人に1人はかかるという国民病。高齢化とともに患者数は今後も増加が予想される。がんをコントロールし、うまく付き合うことは、生活の質の維持に欠かせない。そのためには、がんに対して正しい知識を持つことが必要だ。公明党の主張により、学校などで「がん教育」が普及してきた意義は大きい◆「生活習慣や検診で、がんになる確率、がんで死ぬ確率を大きく下げることは可能」と中川氏は強調する。日頃から、がんとしっかり向き合うことが大切だ。(千)

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