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仮復旧の費用も支援を
和歌山の水管橋崩落で要請
佐藤副大臣に市長
佐藤副大臣(左から2人目)に要請する尾花市長(右隣)、浮島氏(左端)ら=12日 厚労省
和歌山市の紀の川に架かる「六十谷水管橋」の崩落で発生した大規模な断水を巡り、佐藤英道厚生労働副大臣(公明党)は12日、尾花正啓市長から、断水解消へ仮設の配管を敷設した工事費などへの支援を求める要請を受けた。公明党の浮島智子衆院議員、園内浩樹市議が同席した。
尾花市長は冒頭、本復旧に向けた財源について、公明党の推進もあり、厚労省が敷設後40年の水管橋を対象に、補強や改築・更新などの費用を補助する事業を創設したことで確保できたとして、謝意を表明。仮復旧への工事費約2億円についても、本復旧に付随すると訴え、補助事業の適用を求めた。
佐藤副大臣は「引き続き連携しながら検討したい」と応じた。