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2019年1月22日

首都圏外郭放水路 人気集め見学会再開へ

世界最大規模の地下河川
埼玉・春日部市など

国交省の担当者(手前右)の説明を受ける党春日部市議団のメンバー

埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路は、豪雨の際などに中小河川からの水を地下トンネルに通して江戸川へ流し、地下河川としては世界最大規模を誇る。同放水路では、国の防災施設としては全国で初めて「民間運営見学システム」による見学会を実施した結果、国内外から多くの見学者を集め、反響を呼んだ。さらに地元へ見学者を呼び込もうと、春日部市などは見学会の内容をより充実させた上で、今春に再開する予定。

春日部市周辺地域での浸水被害を防ぐため、2006年に完成した首都圏外郭放水路は、国土交通省関東地方整備局の江戸川河川事務所が管理。中川、倉松川など中小河川からの水を、立坑と呼ばれる巨大な取水口兼貯水設備(内径約30メートル、長さ約70メートル。第5立坑のみ内径15メートル)を通して地下50メートルにある総延長6.3キロのトンネルに流し、江戸川へ放水する仕組みになっている。

この巨大な構造物を多くの人に知ってもらい、観光名所としても生かそうと、国交省、春日部市、旅行会社は官民連携による見学会を昨年8月から3カ月間実施した。

魅力の“地下神殿”

昨年2万2000人超が参加 多言語対応、観光に生かす

“地下神殿”とも呼ばれる巨大な調圧水槽などが開放され、専属の放水案内プロ集団「地下神殿コンシェルジュ」が毎日7回、見学会の参加者に施設の魅力を紹介。さらに、放水路の各施設を日本語だけでなく英語や中国語(簡体字・繁体字)でも説明するインフラガイド多言語音声アプリを配信するなど、参加者が視聴覚で理解を深められるように工夫した。

その結果、日本全国のみならず、中国、台湾、イギリスなど世界各国から2万2000人以上が見学に訪れ、平日のみ1日3回開催していた前年度の3.86倍に拡大した。

人気を集める放水路を観光資源としてさらに生かすため、春日部市などは、今までの見学会で得られたデータを分析・検証し、今春にはリニューアルして再開する予定だ。

公明党のごんもり幸男県議(県議選予定候補)は2016年2月定例会で、当時、市や県で進めていたゲリラ豪雨対策について質問するなど防災対策に取り組んできた。さらに党市議団(中川朗幹事長)は、08年3月定例会で武幹也議員が放水路の見学案内に市が率先して取り組むよう訴えたのをはじめ、鈴木一利議員も放水路を観光資源として、まちづくりに生かすことを提案してきた。

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