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インクルーシブ教育視察
障がい者と共に学ぶ神奈川・茅ケ崎高校
浮島副大臣、佐々木さんら
インクルーシブ教育について説明を受ける浮島副大臣(前列左)と佐々木さん(同中央)ら=18日 神奈川・茅ケ崎市
浮島智子文部科学副大臣(公明党)は18日、神奈川県茅ケ崎市の県立茅ケ崎高校(清宮太郎校長)を訪れ、障がい者と健常者が同じ教室で学ぶインクルーシブ教育の取り組みを視察した。
公明党の佐々木さやか参院議員(参院選予定候補=神奈川選挙区)と県・市議が参加した。
同高では、軽度の知的障がい者を対象に、2017年度からインクルーシブ教育を導入。1クラス約35人のうち、知的障がいのある生徒が1~2人在籍しており、浮島副大臣らは、正担任と支援担任の2人体制による指導の下で、英語や日本史などを一緒に学ぶ様子を見学した。
清宮校長は、知的障がい者の学習について、習熟度に応じた個別授業などのサポートを行っていると説明。一方、健常者については、授業のほか、部活動などでも障がい者と共に過ごす中で「障がいを一つの個性として肯定的に捉えられるようになり、思いやりの心が育まれている」と述べた。