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国造りの柱に防災・減災
阪神・淡路大震災から24年
1・17のつどい 公明国会議員らが献花
阪神・淡路大震災から24年を迎えた17日、犠牲者を追悼し、教訓の継承を誓う「ひょうご安全の日 1.17のつどい」(主催・ひょうご安全の日推進県民会議)が、神戸市中央区の「人と防災未来センター」慰霊のモニュメント前で開催された。
公明党から赤羽一嘉(兵庫県本部代表)、中野洋昌、浮島智子の各衆院議員、伊藤孝江参院議員、高橋みつお国際局次長(参院選予定候補=兵庫選挙区)、県議らが出席し献花を行った。
同県民会議会長の井戸敏三知事は、今回が平成最後の開催となったことに触れ、「阪神・淡路大震災を皮切りに災害が多発し、まさに日本は大災害時代に入ったと言わざるを得ない」と指摘。その上で、地震や台風、豪雨など自然災害には特徴があり、毎回新たな課題が明らかになっているとの認識を示し、(1)災害時における住民の主体的な避難行動の促進策(2)神戸周辺への防災庁の設置推進――などを進める決意を述べ、「想定外をなくす努力をこれからも積み重ねていく」と訴えた。
式典後、赤羽県代表は、「未曽有の大震災の経験を風化させてはならない。防災・減災を国造りの柱にしていきたい」と語った。