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2021年11月7日

連立の一翼担い 公約実現 必ず

山口代表インタビュー

10月31日に行われた衆院選で、公明党は9小選挙区で完勝し、比例区と合わせ32人が当選、公示前から3議席増の大勝利を収めました。公約実現に向けた今後の取り組みや、新たな党勢拡大に挑む決意を山口那津男代表に聞きました。

衆院選勝利 期待に応え政策実行 コロナ下のご支援 厚く感謝

衆院選で掲げた主な公約

――選挙結果の受け止めを。

山口代表 公明党として大きな世代交代を迎える中、候補を擁立した9小選挙区で全員当選、比例区においても711万4282票と、前回を上回る得票で合計32議席を獲得することができました。

新型コロナの影響で多くの制約がある中、事前の予測では与野党接戦と伝えられていました。それでも党員、支持者、とりわけ創価学会員の皆さまの献身的なご支援により、小選挙区、比例区とも接戦を見事に制し、逆転勝利させて頂きました。改めて感謝と御礼を申し上げます。

――今回9人の新人議員が誕生しました。

山口 地方議員出身者や大学教授、市民団体代表など、それぞれの立場でさまざまな「小さな声」を受け止めてきた即戦力です。これまでの社会的・職業的経験を、これからの政治や公明党の中で発揮し、新しい風を起こしてくれることを期待しています。

――公約実現に向けた取り組みは。

山口 自公連立政権は衆院選で信任を得たといえます。選挙戦を通して、公明党の訴えに強い期待を感じました。特にコロナ禍で多くの影響を受けた0歳から高校3年生までの子育て世帯に、所得制限を設けず1人一律10万円相当を給付する「未来応援給付」については、岸田文雄首相(自民党総裁)も、これに呼応する認識を示しました。迅速に合意を形成し、実現したい。

また、子育て・教育を国家戦略として取り組むために、教育無償化の段階的拡充や出産育児一時金の50万円への引き上げ、産後ケアの充実など、中長期的な展望を見据え「子育て応援トータルプラン」の策定も提案しました。切れ目のない子育て支援を力強く進めていきます。

――デジタル化の推進も課題です。

山口 デジタル社会の基盤となるマイナンバーカードの普及へ、1人一律3万円相当を付与する「新たなマイナポイント」の創設を訴えました。この政策を打ち出す前に、公明党としてマイナンバーカードの普及率が高い自治体を調査したところ、上位の自治体では、5000円程度のポイントや商品券などを付与して普及を後押ししていました。これを国全体で実施することで、デジタル化の基盤整備と消費の底上げという一石二鳥の効果が期待できます。

――経済の回復に向けては。

山口 新型コロナで一番大きな打撃を受けたのは、飲食業と観光業です。経済の回復には全国的に人の動きを作り出すことが重要で、昨年実施した「Go Toキャンペーン」は高い効果がありました。昨年の感染拡大の教訓を踏まえ、感染収束を前提に新たなキャンペーンを再開したい。コロナ禍により家計貯蓄は36兆円も増えたと言われており、新「Go To」やマイナポイントは、消費喚起の起爆剤になり得ます。

これらの経済対策を盛り込んだ補正予算を直ちに編成して年内にも成立させ、財源の裏付けを得て実行していきます。

党勢拡大へ 立党精神を胸に前進 「小さな声」生かす政治貫く

――来年夏には参院選が行われます。

山口 先の衆院選は岸田政権の発足直後に行われており、政権としての本格的な仕事はこれからです。まずは衆院選で掲げた政策を形にし、スピード感を持って実現する。その結果を示して来夏の参院選に臨みたいと思います。参院選で勝利してこそ岸田政権の基盤が真に安定し、果断な政策実行や力強い外交が可能になります。

かつて国会は、衆参両院で多数派が異なる「ねじれ」が生じ、合意形成に大変苦労しました。政治に緊張感が生まれる半面、政治の停滞は国民生活に多大な悪影響を与えます。コロナ禍の克服をはじめ内外に課題が山積する今、ねじれを生じさせることは絶対に避けなければなりません。連立政権であるので自民党との選挙協力も進め、その効果を互いに享受して参院選に勝利したいと思います。そのためにも、これからの仕事ぶりで自公連立政権に対する信頼を一層広げることが重要です。

――連立政権での公明党の役割は。

山口 衆院選直後の今月1日、岸田首相と新たな連立政権合意を結びました。10月1日に結んだ10項目の政策目標と、前文の「国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯な政権運営に努めていかなければならない」との言葉はそのまま引き継ぎ、「一層気を引き締めて」との文言を追加しました。この部分には、連立政権として自らを戒めながら前に進むという強い決意を込めました。

また「国民の声を聞き」とは、小さな声も受け止めて政治に反映させ、政策を実現させる公明党の政治姿勢そのものです。国と地方の議員ネットワークの力は、日本の政治にとって唯一無二のものであり、この力を連立政権の中で引き続き発揮し、政権運営をリードしていきます。今後の公約実現でコロナ禍からの日本再生を断じてやり抜き、公明党が連立政権の一翼を担う安心感、重要さを国民の皆さんに実感していただき、参院選も勝利していきたい。

今月17日には57回目の結党記念日を迎えます。全議員が決意も新たに日常活動を強化し、党の地力をつけなければなりません。「大衆とともに」の立党精神を胸に、党勢拡大に勇んで取り組みましょう!

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