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中学制服にブレザー
市民の投票でデザイン決定
愛知・長久手市
愛知県長久手市は来年度から、市立の中学校全3校の制服を、従来の学生服(男子)とセーラー服(女子)から男女ともブレザースタイルに一新する。デザインは6月、市民の投票で選んだ。
市はデザイン案を三つ作成。「中学校統一ブレザーデザイン総選挙」として、小学4年生から中学3年生の児童・生徒やその保護者をはじめとする市民に投票を呼び掛け、濃紺のブレザーに決まった。女子生徒はスカートかスラックスかを選択できる。
公明党の笹瀬順子市議は先ごろ、市役所内で女子中学生と共に新デザインの制服を確認した。生徒は「かわいくて良かった!」と喜んでいた。大澤孝明教育長は「時代の要請に応えられるよう、多様性・機能性・快適性を重視してデザインを絞った。子どもたちに愛着を持ってもらえれば」と話した。
笹瀬市議は昨年12月の定例会で「生徒が自分らしく快適に過ごせるよう、利便性やジェンダーレスに配慮した制服を選択できる制度の導入を」と提案していた。