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2021年11月2日

公明32議席 大勝利

9小選挙区 全員当選 
比例区 北関東、東海、九州・沖縄1増 
自公で過半数、政権に信任

10月31日に投開票された第49回衆議院総選挙(総定数465)で、公明党は公認候補を擁立した9小選挙区で全員当選。比例区では全国11ブロックで23人が当選し、公示前から3議席増となる計32議席を獲得する大勝利となった。比例区の北関東、東海、九州・沖縄の各ブロックでは、1議席増となり、前回失った議席を奪還した。自民党は当選後の追加公認を含め261議席。与党で過半数(233議席)を大きく上回る計293議席を確保し、自公連立政権に対する国民の信任を得た。

衆院選の開票が終わり、当選した候補者名に赤いバラを付ける山口代表、石井幹事長ら=1日午前 党本部開票センター

小選挙区で公明党は、最後まで野党候補と激しい競り合いを繰り広げた北海道10区で、稲津久氏が大逆転勝利を果たし、議席を死守した。東京12区では、同区から初めて挑戦した岡本三成氏が接戦を制し、同じく初挑戦の広島3区で国土交通相の斉藤鉄夫氏も見事に当選を果たした。このほか、大阪3区の佐藤茂樹氏、同5区の国重徹氏、同6区の伊佐進一氏、同16区の北側一雄氏、兵庫2区の赤羽一嘉氏、同8区の中野洋昌氏も激戦を突破した。

2021年衆院選 党派別当選者数

比例区全11ブロックの総得票数は711万4282票と前回より13万6570票増加した。獲得議席は、北海道1、東北1、北関東3、南関東2、東京都2、北陸信越1、東海3、近畿3、中国2、四国1、九州・沖縄4の計23議席。このうち、東北の庄子賢一、北関東の福重隆浩、東京の河西宏一、北陸信越の中川宏昌、中国の平林晃と日下正喜、四国の山崎正恭、九州・沖縄の金城泰邦と吉田久美子の9氏が初当選を果たした。

立憲、共産は大きく後退

これに対し、“政権交代”を声高に叫び、選挙協力を進めた立憲民主党と共産党は大きく後退。立憲が96議席と公示前から14議席も減らし、共産党は10議席と2議席減らした。

一方、日本維新の会は30議席増の41議席に伸ばし、国民民主党は3議席増の11議席。れいわは3議席、社民党は1議席を獲得した。

選挙結果について、公明党の山口那津男代表は1日午後、国会内で記者団に対し、「公明党として比例区700万票台を回復することができ、議席も増やした。献身的にご支援いただいた党員、支持者の皆さま、とりわけ創価学会員の皆さまのご支援に心から感謝を申し上げます」と謝意を表明。また、「自公の選挙協力が一層前進し、結果に結び付けることができた」と述べた。

比例区の結果については「800万票をめざす中で、結果的に前回を上回る700万票を超えた。公明党として一定のリベンジができたと思っている」との考えを示した。

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