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【主張】衆院選あす投票 公明勝利へ最後まで執念の戦いを
衆院選は、きょう1日の戦いを残すだけとなった。
マスコミの報道では各地で公明党の苦戦が伝えられ、候補者を擁立した9小選挙区と全ての比例ブロックで、かつてない厳しい情勢のまま最終盤を迎えている。
しかし、大半の有権者はまだ投票していない。また、公益財団法人・明るい選挙推進協会の調査によると、前回衆院選の小選挙区では、投票日当日に投票先を決めた人が1割に上っている。これからの戦いで逆転勝利は十分に可能である。
勝負は勢いのある方が勝つ。最後の最後まで「新たな1票」の拡大に全力を挙げ、断じて大勝利したい。
今回の衆院選は、コロナ禍の克服と日本再生を託せる政権、政党を選択する選挙だ。
コロナ対策で公明党は、政府への70回を超える政策要望などを行い、海外ワクチンの確保や接種の無料化、治療薬の承認といった取り組みを強力に推進してきた。
今や2回目のワクチン接種を終えた人は国民の7割を超え、先行していた米国や英国を上回っている。重症化を防ぐ治療薬の活用が進み、自宅で服用できる飲み薬の実用化も近い。こうした中で新規感染者数も激減している。
衆院選重点政策で公明党は、3回目のワクチン接種の無料化や医療提供体制の強化など、感染症に強い国造りへの具体策を掲げた。子育て・教育支援の拡充のほか、デジタル化やグリーン化(脱炭素化)を柱とした経済再生の道筋も示している。
こうした実績や政策は、公明党の持ち味である「小さな声を聴く力」と「議員ネットワークの力」を発揮したものだ。公明党が衆院選に勝利し、自公連立政権の一翼を担うことで、国民の声が届く政治を一段と前に進めたい。
一方の野党は、消費税率引き下げなどの経済政策が実現性に乏しいとマスコミから批判され、めざす政権の姿についても「単独政権」とする立憲民主党に対し、“限定的な閣外協力”をするという共産党は「野党連合政権」と食い違う。これでは政権が不安定になり政治の混乱は必至だ。
劣勢をハネ返す執念の大攻勢で、何としても公明勝利をもぎ取ろう!