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2019年1月11日

コラム「北斗七星」

「こどものころは、たれもが時代と地域をマユのようにして育つ」(『この国のかたち 二』、文藝春秋刊)。日本社会や市井の人々への温かな眼差しを向けてきた歴史作家・司馬遼太郎氏の言葉だ。マユは蚕が動けない蛹の間、害虫などから身を守るシェルターの役割をする◆人格形成の基礎を培う大事な幼児期。そこで質の高い教育を保障することは極めて重要だ。しかし就学前段階における教育支出に占める公費の割合が日本は48%程度と、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最低水準が続く◆公明党は私費による家計負担が多い現実を踏まえ、安心して産み育てられる社会を構築するため幼児教育無償化を一貫して訴え続けてきた。この結果、今年10月から同無償化が全面実施へ◆その概要は、全ての3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児を対象に幼稚園、認可保育所、認定こども園の費用が無償化される。また親が働くなど保育の必要性があると市区町村から認定されれば幼稚園の「預かり保育」に加え、自治体独自の認証保育や認可外の保育施設も無償化の対象に◆「教育」こそ国づくりの基本であり、個性と創造性豊かな人間へ成長していく力である。幼児教育無償化が次世代を育む「マユ」としての機能の一つを発揮する日が早く来ることを望みたい。(照)

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