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連携、協力し新薬開発
技術革新めざす企業を視察
神奈川で大口厚労副大臣
施設の説明を受ける大口副大臣(中央)と三浦氏(左隣)=9日 神奈川・藤沢市
大口善徳厚生労働副大臣(公明党)は9日、神奈川県藤沢市で、武田薬品工業が他社や大学などとの連携・協力を進める場として設けた研究施設「湘南ヘルスイノベーションパーク」を訪れ、外部研究者の知見や技術を活用しながら新薬開発のためのイノベーション(技術革新)を推進する取り組みを視察した。公明党の三浦信祐参院議員と藤沢市議が同行した。
担当者は同施設を設けた背景として、「技術革新が加速し、世界をリードする研究成果を生み出すには自社単独ではハードルが高い」と説明。大口副大臣は「新薬開発は多くの患者が待望している」と成果に期待を寄せた。
大口副大臣はこの後、同県中井町にあるテルモの研究開発施設も視察した。