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若年層への接種さらに
飲食店支援策 第三者認証進めよ
大阪府議会で加治木議員
大阪府議会本会議が6日開かれ、公明党の加治木一彦議員が代表質問した。
加治木議員は、新型コロナワクチンの接種が進む中、「感染対策と社会経済活動の両立を図るには若年層の接種を確実に進める必要がある」と述べ、さらなる接種促進を求めた。藤井睦子健康医療部長は、接種を終えた府内の20、30代を対象に抽選で景品が当たるキャンペーンを5日に開始したことを報告し、「引き続き取り組む」と答えた。
また、加治木議員はコロナ禍で落ち込む地域の消費喚起を要望。政府の飲食店支援策「Go To イート」再開後、プレミアム率を府独自で上乗せした食事券の利用対象は府の第三者認証制度「ゴールドステッカー」の取得店舗のみにしていることから、「混乱が生じないよう取得勧奨すべきだ」と訴えた。府は普及啓発に取り組むと応じた。
一方、加治木議員は2025年大阪・関西万博の成功に向け、国内外へのPR強化を要請。23年に日本で開催予定の先進7カ国首脳会議(G7サミット)の大阪誘致を提案した。
吉村洋文知事は、金融や環境分野など「関係閣僚会議の誘致に向けて努力していく」と答弁した。