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2021年10月1日

ワクチン・治療薬でコロナ克服の道つくる

接種加速 希望者11月までに 
飲み薬 開発・実用化を支援 
中央幹事会で山口代表

公明党の山口那津男代表は30日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、新型コロナウイルス対策に関して、次の感染拡大に備える必要性を指摘。「ワクチンと治療薬の両面でコロナを克服できる道をつくることが重要だ」との考えを示した。また、公明党の新型コロナウイルス感染症ワクチン・治療薬開発推進プロジェクトチーム(PT、座長=高木美智代衆院議員)と医療制度委員会(委員長=秋野公造参院議員)は同日、参院議員会館で、政府に各治療薬の安定供給に努めるよう要請した。

中央幹事会であいさつする山口代表=30日 党本部

山口代表は、ワクチンの接種率が1回目で約7割、2回目で約6割に迫っていることに触れ、「およその目標に達しつつある。接種を加速して、11月までには希望する全員に行き渡るように進めていくべきだ」と強調した。

承認済みのコロナ治療薬

さらに新型コロナウイルスの治療薬について、英国のグラクソ・スミスクライン社の抗体薬「ソトロビマブ」が薬事承認されたことに言及し、「抗体カクテル療法と同様に、その安全性を確かめながら、徐々に外来などに拡大できるよう進めていければと期待している」と語った。

経口薬(飲み薬)の開発・供給に向けては、「国内メーカーが開発にしのぎを削っており、年内に治験を終えて、承認申請をめざしている。しっかりとバックアップして実用化できるようにしていきたい」と述べた。

また、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が30日に全面解除され、段階的に行動制限が緩和されていくことを踏まえ、今後は感染“第6波”が懸念されていると指摘し、「これまでの教訓を生かし、病床確保についても次の波に備えていく必要がある」との見解を示した。

重症化防止に効果高い抗体薬の安定供給を
党プロジェクトチーム、医療制度委

厚労省にコロナ治療薬の安定供給などを求めた党プロジェクトチームなど=30日 参院議員会館

党PTなどは、厚生労働省から27日に特例承認された中和抗体薬・ソトロビマブなどのコロナ治療薬について説明を受けた。

軽症・中等症患者向けのソトロビマブについて、厚労省は入院や死亡のリスクを79%減らす効果が示されていると報告。副反応に関しては「抗体カクテル療法」で用いる中和抗体薬・ロナプリーブと「大きな違いはない」として、当面は慎重を期し入院患者に限り点滴で投与する方針を示した。

また、党側が安定供給を要請したのに対し、厚労省は「ロナプリーブと同様に、政府が確保し医療機関に無償配布する」と述べた。

一方、ロナプリーブについて厚労省は、30日時点で約3万4000人に投与されたと報告。公明党の要請も踏まえ、一定の要件を満たした入院施設のない無床診療所での外来投与を認めたことを説明した。党側は、無床診療所にも十分に供給するよう求めた。

このほか、鼻に装着した管から高流量の酸素を入れる「ネーザルハイフロー療法」に関しては、党側から、使用方法を周知することや、国の補助金の対象となることを明確に示すよう訴えた。

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