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エミスタ 青年国会議員によるインスタライブが好評
高瀬、平木の両氏がコロナ対策など解説
公明党女性委員会と青年委によるインスタグラムアカウント「エミスタ」で、青年国会議員が語り合うインスタライブが好評です。今回は今月15日に行われた高瀬弘美、平木大作の両参院議員によるライブの要旨を紹介します。
高瀬 全国の皆さんこんばんは! 今日は参院議員の平木大作さんと一緒にお送りします。どうぞよろしくお願いします。
平木 よろしくお願いします。
抗体カクテル療法、使える場所を拡大
高瀬 政策の話は難しいって思われることが多いので、私たちが普通に会話している形でインスタライブをしたいと思います。皆さんから事前に質問を頂きまして、やっぱり多いのはコロナ対策。中でも公明党が推進している抗体カクテル療法を詳しく教えてほしいという声が来ています。
平木 ワクチンはウイルスと闘う抗体を体内で作るものですが、抗体カクテル療法は、あらかじめ抗体を外で作っておき、2種類をミックスして体に入れるものです。治療薬の中で初めて軽症者向けに承認されたもので、感染してから早いうちに使うとかなり効果が高いといわれています。しかし政府は当初、入院患者だけに使ってくださいという通知を出したんです。
高瀬 入院している人だけ?
平木 病床がひっ迫して入院できない人がいる状況で、これでは本当に必要な人に届かなくなります。公明党はすぐに、抗体カクテル療法を使える場所の拡大を要請しました。結果的に政府は方針転換し、酸素ステーションや宿泊療養施設、外来での診療にも使えるようになりました(現在は自宅療養者の往診での使用も可能に)。
若者ワクチン接種、選択肢を増やす
高瀬 公明党が政府を動かしていることを、説明を聞いて感じました。もう一つ「若者の接種で公明党が取り組んでいることはありますか」という質問が来ています。
平木 政府はファイザー社製ワクチンの今年の契約分について、10月中に前倒しして輸入する見通しを発表しました。自衛隊による大規模接種センターの若者枠や都道府県の集団接種、夜間接種、職域接種など、接種機会が広がっています。いろんな選択肢から選んでいただける状況を作ることが大事だと思って取り組んでいます。
脱炭素社会は経済効果生む
高瀬 次の質問に移ります。脱炭素社会への取り組みについて教えていただけますでしょうか。
平木 2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」は、本気でやらないといけないと思っています。昨年9月の自公連立政権合意に、公明党の提案で初めて入ったのが脱炭素社会の構築です。経済産業省は、2050年のカーボンニュートラルによる経済効果を約290兆円とする試算を出しています。かつて環境規制はビジネスの足を引っ張るといわれましたが、そうではなく、環境に先進的な取り組みをすると経済成長につながる。発想を切り替えて、産業界の皆さんと一緒に汗をかいていかないといけません。
また、環境性能に優れた家や排ガスを出さない車など、環境に優しい消費行動については税制や補助金でより手厚く支援するということも考えられます。
法改正でストーカー規制強化
高瀬 ここで、リアルタイムで届いたコメントにお答えしたいと思います。「ストーカーで困っている友人がいます」ということですが。平木さんはストーカー規制法の改正に関わられました。どう変わったんですか。
平木 例えば、GPS(全地球測位システム)で勝手に自分の位置情報を知られたら、気持ち悪いですよね。
高瀬 絶対嫌です!
平木 今回の法改正で、相手の承諾なく位置情報を把握する行為を規制対象に追加しました。また、手紙を連続して送ることも規制対象にしました。法改正に取り組む中で、女性の皆さんがすぐに相談できる窓口の周知や機能の強化に、しっかり取り組まないといけないなと感じました。
高瀬 警察相談専用電話(#9110)では、ストーカーに関する相談もできます。エミスタの投稿でも、さまざまな相談窓口を紹介しています。
またコメントで「公明党の議員はクリーンで支援者を裏切らないでほしい」という声がありました。
平木 公明党は、真に国民のために働く政治家を輩出したいとの思いで結党されました。この原点を忘れず、一日一日、心新たに仕事に向き合えるかが日々の挑戦だと思っています。
高瀬 あっという間にお時間となりました。これからもエミスタをよろしくお願いします。視聴してくださった皆さん、ありがとうございました!