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コロナ収束へ政策推進
佐藤、国重氏、医療体制充実へ尽力
大阪市内で街頭演説
臨時医療施設の増設などについて訴える佐藤氏(右)ら=19日 大阪市西成区
公明党の佐藤しげき衆院議員は19日、大阪市西成区で開かれた街頭演説会に、杉久武参院議員らと共に参加し、「国民の命と暮らしを守るために公明党がコロナ対策を着実に進めてきた」と訴えた。
佐藤氏は「感染拡大に伴い増加する自宅療養者への医療提供体制の充実が喫緊の課題」と指摘。党新型コロナウイルス感染症対策本部が8月27日に実施した政府への緊急要請で、臨時医療施設の増設などを求めた結果、大阪府でも今月30日から臨時の大規模医療施設の運用が開始される見通しとなっていると報告した。
また佐藤氏は「感染収束をめざして今後も具体策を提示し、政府の政策に反映できる実行力こそ公明党の持ち味だ」と強調した。
コロナ患者の早期治療や病床確保への決意を訴える国重氏(右)ら=19日 大阪市東淀川区
公明党の国重とおる衆院議員は19日、大阪市東淀川、淀川の両区で開かれた街頭演説会に出席し、コロナ禍の克服に向け全力で取り組む決意を訴えた。
国重氏は新型コロナウイルスに感染した軽症・中等症患者への「抗体カクテル療法」について、投与を受けた患者のうち95%で症状が改善したとの東京都の分析結果に触れ、「抗体カクテル療法が重症化を防ぎ、病床の確保にもつながる」と強調した。
また、現場の医療従事者の要望を基に、公明党が国会論戦や政府への緊急提言を通じて推進した結果、入院患者に加え外来や、往診でもモデル事業で同療法が可能となった経緯を紹介し、「国民の声を国政のど真ん中に届ければ、政治は変わる」と力説した。