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2018年12月26日

避難生活の食料確保

企業と協定、液体ミルクも 三重・津市

子育て中の母親らと液体ミルクについて話す安積市議(中央)

三重県津市はこのほど、災害時の支援に関する協定を流通大手のイオンリテール株式会社東海カンパニーと締結した。避難生活に必要となる食料品や生活用品を確保するのが目的。お湯なしで飲める乳児用液体ミルクを含むことが市と同社の間で確認されている。

液体ミルクは、現時点では国内で製造・販売されていない。今後、災害が発生した際、必要な量の液体ミルクを同社が海外から調達。市が避難所、庁舎、公共施設などで市民に配布する。

公明党の安積むつみ市議は今年の9月議会で、同社と結ぶ災害支援協定の中に液体ミルクの調達を盛り込むよう求めていた。

子育て中の亀ノ上輝子さんは「精神的な負担が大きい災害時に、ほ乳瓶の洗浄やお湯の確保の心配をしなくて済むと思うと、ありがたい」と語っていた。

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