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2021年8月20日

生理用品、気軽に取って

手作り収納ポーチ配布準備進む 
公明党員、支持者が500枚届ける 
千葉・木更津市

作成したサニタリーポーチを江澤センター長(左端)に寄贈する党員、支持者

コロナ禍で経済的に困窮する女性らを支援しようと、各地で広まる生理用品の無償配布。千葉県木更津市では現在、生理用品を収納できるポーチ「サニタリーポーチ」を作成し、女性に気兼ねなく受け取ってもらうための準備を進めている。このポーチの作成にボランティアで協力しているのが、市内の公明党員、支持者だ。

市は市議会公明党(渡辺厚子幹事長)の推進により、今年度から小中学校や公民館などの女性用トイレに生理用品の配備を開始。生理用品の配布に関わる市金田地域交流センター(江澤茂典センター長)のスタッフが「むき出しの生理用品を取ることに抵抗がある人もいる」などと意見を出し合った結果、サニタリーポーチを作成して生理用品と一緒に配布することに。

しかし、施設スタッフでは人手が足りないことから、公明議員が党員、支持者に協力者を募集。これまで5人の党員、支持者が各家庭でポーチの作成を進め、計500個を同センターへ届けた。秋頃を目処に、サニタリーポーチに入った生理用品が配備される予定だ。ポーチはタテ10センチ、ヨコ11センチの大きさで、家庭にある布の端切れや使用していないハンカチなどから作成した。

作成に携わった党員の並木安子さんは「使ってもらえる姿を想像しながら、少しでも力になればと参加している。素敵な試みです」と話し、江澤センター長は「地域の皆さまとつながりを持って作成できたことをうれしく思う」と感謝を述べた。

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