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2021年9月7日

コラム「北斗七星」

最大震度7を観測し、44人の尊い命が失われた北海道胆振東部地震から、きのうで丸3年。厚真、安平、むかわの3町をはじめ被害の大きかった地域では、住宅や道路の再建などが着実に進む。一方、人口の流出などでコミュニティーは大きく変化。住民に寄り添った「心の復興」「人間の復興」への取り組みに、さらに力を尽くしたい◆この地震を発端に、道内は全国で初めて全域停電“ブラックアウト”に見舞われた。生活必需品の生産ラインは止まり、物流網もまひ。店頭から商品が消えた光景にぼうぜんとした思いは、今も生々しくよみがえる◆それからというもの、ガソリンは小まめに満タンに。そのほか、スマホのモバイルバッテリーやラジオの乾電池、卓上コンロのガスボンベの残量や買い置きチェックなどなど。新しく習慣になったことが、いくつかある◆食料品や飲料水は、多めに買っては使った分を補充する「ローリングストック」で。実際に被災した時に十分な量を保管するのはなかなか難しいが、できるだけ暮らしに溶け込む形で蓄える。「あの日々を忘れない」と言い聞かせながら◆災害に強い街へ、インフラは年々強化されていく。それに対して、ともすれば防災意識は時とともに薄れがち。ちょっとした努力を続けつつ、“いざ”に備えたい。(武)

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